第2湯【万才湯】港区三田
飲み屋に囲まれた下町銭湯。湯温は熱いです!!
仕事で港区へ。今日は、同じ場所で2個別々の仕事がある。
ところが1個目の業務と2個目の業務の間に3時間ほど待ち時間ができてしまい、どこか近所で時間を潰すことに。
しょうがないな。こういうときは、やっぱり銭湯だよね。
というわけで、行ってきたのは万才湯。「まんざいゆ」と読むらしいですよ。
【住所】東京都港区芝5-23-16
【最寄り駅】三田、田町
【電話】03・3451・3648
【営業】15:30~24:00(土曜休)
【浴槽】3槽。薬湯、深湯、浅湯
【その他】手ぶらセットあり(+100円)
慶應大学前の飲み屋街ど真ん中にあります。安居酒屋に溶け込むようにして垂れ下がっている「ゆ」という旗。なんともシュールな光景ですのう。
入口は、こんな感じ。ビルの1階ですね。
まず目に飛び込んできたのが壁画。
銭湯の壁画って富士山とかが圧倒的に多いと思うんだけど、さすがは港区って感じで、ここはレインボーブリッジなんだよね。しかも本格的な油絵でさ。迫力満点。うん、いい雰囲気じゃないですか。
で、肝心のお風呂なんだけど……
熱い! 熱すぎるよ!!
水温計はいずれも42度となっているけど、絶対そんなことないね。
浅湯は45度、深湯のほうに至っては47度くらいあったと思う。
我慢大会じゃないんだから、もう勘弁してくれよって感じ。俺自身が「ぬるめダラダラ長時間スタイルが好き」ということを差し引いても、これはちょっとキツいなぁ。まぁ銭湯に「過剰な熱さ」を求める方にはお薦めかもだけど。
ただ日替わりの薬湯(カボチャほっこり湯だった)だけは適温でしたけどね。42度くらいかな。だから、もうずっと薬湯に入っていた。
そうしたら唐突に銭湯内の電気が暗く落とされた。
本当に急な出来事だったから、最初は「ん? 故障? それとも誰かが間違えて電気のスイッチ押しちゃった?」って思ったくらいで。
でも、これはアクシデントじゃなくて演出。
まるでおっぱいパブのハッスルタイムのように、万才湯なりにムーディでメロウなムードを醸し出しているのだ。
その証拠に、天井からは爽やかなミストシャワーが降り注がれる。
暗闇に浮かぶ霧雨は、たしかに幻想的でロマンティック。
そして一通りミストシャワーが終わると、再び場内の電気は明るく灯った。
はい、というわけで今回の総評*1です。
【湯加減】☆
【居心地】☆☆☆
【バラエティ】☆☆☆☆
もったいないよなぁ。
歴史を感じる重厚なたたずまいも好きだし、近所に気のきいた飲み屋もたくさんあるし、ミストシャワーの演出など創意工夫も見られるし、全体としては好きなタイプの銭湯といえるのだけど、とにかく湯温が熱すぎることが俺的に大きな減点ポイントになっている。
まぁ湯の温度って結局は個人の趣味なんだけどね。
Bob Marley-Mellow Mood.wmv - YouTube
*1:評価は5点満点です。ただし、☆5つはよっぽど感動するくらいに最高のときしかつけません。同様に☆1つもうんざりするくらい最低のときしかつけません。
【湯加減】湯温、清潔感、洗い場の使いやすさなど、銭湯本来の機能をジャッジ。
【 居心地】ぐーたらできるかどうかがポイント。マンガが置いてあったり、ジュースや酒類の販売が充実していると高評価に。
【バラエティ】その銭湯ならではの個性が問われる。また、浴槽の種類、貸しタオル制度、シャンプーやボディソープの常備なども査定基準に。